Tsavorite | ツァボライト
Grossular Garnet | グロッシュラーガーネット
グロッシュラーガーネットの仲間で
鮮やかな緑色が特徴の宝石

ツァボライトは、ケニアとタンザニアの国境付近にある
ツァボ国立公園(Tsavo National Park)にちなんで名付けられました。そこで初めて発見されたことからこの名がついています。これはグロッシュラーガーネット(灰礬柘榴石)の中でも、バナジウムを含んだ緑色の品種です。ツァボライトの鉱床は小規模かつ不規則なものが多く、「ポッド(小さな塊状)」で産出されることが一般的です。
特性と特徴:
このグロッシュラーガーネットは、アフリカ東海岸を縦断するモザンビーク帯(Mozambique Belt)と呼ばれる地質帯で見つかります。この地帯は高度に変成した岩石からなり、モザンビーク南東部からタンザニア、ケニア、エチオピア、スーダンに至るまで、約5,000kmにわたって広がっています。
この地域の岩石は、火山岩、先カンブリア時代の堆積物、および貫入岩などが複数回の変成作用を経て変質したもので、非常に複雑な地質構造を持っています。
カット・セッティング・評価:
現在の市場では非常に人気があり、高価格で取引される宝石です。
色が濃いため、多くのファセットカット石は3カラット未満ですが、通常は1カラット未満のサイズで見つかることが多いです。
ツァボライトは、その独特で美しい緑色により人気が高く、特にやや青みがかった緑色のものが最も人気があります。一方、黄色がかった色合いは人気が低めです。
カットとしてはエメラルドカットがよく使用されますが、ツァボライトはエメラルドよりも高い屈折率と2倍以上の分散率を持つため、ブリリアントカットにすることでより強い輝きを引き出すことができます。
希少性が高いため、ツァボライトは高価な宝石として知られています。
| 分類:Class | silicates (silicates with isolated silica units) |
| 結晶系:Crystal system | cubic |
| 組成:Composition | calcium aluminum silicate |
| 晶癖:Habit | dodecahedral or trapezohedral crystals |
| 屈折率 : Refractive index | 1.739 -1.744 |
| 複屈折率: Birefringence | none |
| 分散:Dispersion | 0.027 |
| 比重: Specific Gravity | 3.57-3.65 |
| モース硬度:Hardness | 7 - 7.5 |
| 劈開:Cleavage | none |
| 断口 フラクチャー: Fracture |
conchoidal to even |
| 光沢Luster | vitreous |
| 産出国:Notable location | ケニア、タンザニア |
| 色: Colour | 明るい色から深い色グリーンもしくはブルーイッシュグリーン |