Spessartine garnet | スぺサルティンガーネット
スペサルティンは、ドイツ・バイエルン州のスペッサルトの森(Spessart Forest)で最初に発見されたことに由来して名付けられたガーネットです。

1990年代初頭にナミビアで鮮やかなオレンジ色の石が発見され、これがマンダリンガーネットとして知られるようになるまでは、スペサルティンは宝飾品としてはほとんど見られませんでした。
しかし現在では、非常に高い屈折率による優れた硬度と輝きが評価され、需要が高まっています。
特性と特徴:
他のガーネットと同様に、スペサルティンも他種との混合結晶として産出されます。スペサルティンの含有率が高いものは柔らかいオレンジ色を呈し、アルマンディン(鉄礬石)の成分が多くなると赤〜赤褐色になります。
このオレンジ色は主にマンガンによって発色し、鉄分が増えるとより暗く、または赤みがかった色になります。インクルージョン(内包物)としては、羽毛状やレース状の模様が現れることがあります。
スペサルティンは、変成岩や火成岩の中で産出されます。
カット・セッティング・評価:
スペサルティンは他のガーネットよりも産出量が少なく、透明な宝石品質で見つかることはまれです。特にナミビア産の希少なマンダリンガーネットは入手困難なため非常に高価です。
他にも評価の高いスペサルティンには、明るいオレンジがかった赤色のものがあり、これらはかつてアメリカのカリフォルニア州ラモーナやバージニア州アメリア・コートハウスで採掘されていました。現在では、パキスタン、ナイジェリア、ブラジルなどが主な産地となっています。
スペサルティンのカットは、通常ファセットカットまたはカボションカットで行われます。



| 分類:Class | silicates (silicates with isolated silica unit) |
| 結晶系:Crystal system | cubic |
| 組成:Composition | manganese aluminum silicate |
| 晶癖:Habit | dodecahedral or trapezohedral |
| 屈折率 : Refractive index | 1.79-1.81 |
| 複屈折率: Birefringence | none |
| 分散:Dispersion | 0.027 |
| 比重: Specific Gravity | 4.12-4.20 |
| モース硬度:Hardness | 7 - 7.5 |
| 劈開:Cleavage | none |
| 断口 フラクチャー: Fracture |
subconchoidal |
| 光沢Luster | ガラス光沢(vitreous) |
| 産出国:Notable location | パキスタン、オーストラリア、スリランカ、USD、スウェーデン、ビルマ、ブラジル、ナミビア、中国、ナイジェリア |
| 色: Colour | ホワイト、グリーン、ライラック、レッドブラウン、イエロー、グレーからブラック |