Sapphire | サファイア

特定の色が指定されていない場合、「サファイア」という言葉は通常、青色のコランダムを指します。
最上級のサファイアは「コーンフラワーブルー(矢車菊の青)」と呼ばれる鮮やかな青色をしています。かつてこの色は、最高品質のサファイアの産地として知られたカシミール地方にちなみ、「カシミールブルー」と呼ばれていました。「サファイア(sapphire)」という言葉は、ラテン語の「青」を意味する「sapphirus」に由来し、古代にはラピスラズリを指す言葉としても使われていたと考えられています。

 

特性と特徴:
コランダムグループの宝石はすべて、純粋な酸化アルミニウムが地中深くの高温・高圧環境で結晶化して形成されます。本来は無色の鉱物ですが、微量の他元素の影響で色が変化し、青、赤、黄、ピンク、緑がかったサファイアになります。

長い間、どの石がサファイアに分類されるかについて議論がありましたが、一般的にはクロムによって赤くなったものが「ルビー」、それ以外の色のコランダムは「サファイア」とされています。青色は主に鉄とチタンの微量元素によって生じます。カットされたサファイアの色合いは、非常に幅広く変化します。


カット・セッティング・評価:
サファイアは、ステップカットやブリリアントカットで仕上げられるのが一般的です。アステリズム(スター効果)や内包物のある石はカボションカット(丸く磨いたカット)にされます。

多くの宝石店で見かける濃い(インクのような)青のサファイアは、明るく鮮やかな青の石ほどの価値はありません。専門家は、「カシミールカラー」と呼ばれる、澄んだ強い青にごくわずかに紫がかった色調を、最も美しく、最も価値のある青とみなしています。この色調の石は、1990年代初頭にマダガスカルでも採掘されました。

また、「ビルマ(ミャンマー)カラー」も評価が高く、深みのあるロイヤルブルーから濃いコーンフラワーブルーまでの色合いがあります。最高品質の青いサファイアは変成岩の鉱床から産出され、現在でも非常に希少です。

分類:Class oxides and hydroxides
結晶系:Crystal system trigonal
組成:Composition aluminum oxide
晶癖:Habit steep hexagonal bipyramids or stout columns
屈折率 : Refractive index 1.760-1.780
複屈折率: Birefringence 0.008
分散:Dispersion 0.018
比重: Specific Gravity 3.98 - 4.00
モース硬度:Hardness 9
劈開:Cleavage weak basal parting
断口 フラクチャー:
Fracture
conchoidal
光沢Luster adamantine to vitreous
産出国:Notable location スリランカ、ビルマ(ミャンマー)、タイ、モンタナ(USA),オーストラリア、ルワンダ、ケニヤ、タンザニア、マダガスカル
色: Colour ブルー、レッド以外のほかの色